全音符、2分音符、4分音符、8分音符をダウンストロークで弾く練習です。押さえるコードは指定していませんので自由に弾いてみてください。
※覚えたいコードや苦手なコードなどを使って弾くと、コードも覚えられますので良い練習になります。
(4/4拍子の場合)1小節には4つの4分音符があり、拍を数える時の基準(拍の頭)になります。①・②・③・④と順番に数えていき、それぞれを1拍目・2拍目・3拍目・4拍目と呼びます。
ダウンのみとオルタネイト(ダウン&アップを交互)のストロークで弾いてみましょう。2拍目と4拍目にアクセント(強調する、強く弾く)をつけて弾くと8ビートの感じがでます。※8ビートとは8分音符のリズムのことを指します。
シンコペーションを含むストロークの練習です。よく使われるパターンなので練習しておきましょう。オルタネイトストロークと空ピッキングを組み合わせて弾くと、リズムキープがしやすくなります。
※シンコペーションとは、裏拍がタイによって表拍とつながることで生まれるリズムです。裏拍にアクセントがくることになります。
ストロークは常にオルタネイト(ダウン&アップを交互)をキープして、シンコペーションなどの音を伸ばすタイミングで空ピッキングして弾かないようにします。こうすることで、リズムが崩れたりすることなくストロークすることができます。
<区切る>
ストロークのパターンを4つの音で区切るとリズムがわかりやすくなります。1拍(16分音符4つ)や2拍(8分音符4つ)といったように区切ってリズムを捉えます。
<言葉にする>
音を言葉にして考えてみるとリズムが分かりやすくなります。音を鳴らす場所を「タ」、休みを「ウ」や「ン」、伸ばす音を「ー」で表してリズムを捉えます。譜例のストロークパターンは「タータタ」と「ウタタタ」の組み合わせで出来ていて、「タータタータタタ」になります。
リズムを区切って言葉にした「タータタータタタ」のリズムをオルタネイトと空ピッキングを使って音を鳴らす場所を弾いていくことで、正確なリズムで弾くことが可能になります。
16ビートと呼ばれるリズムでストロークする練習です。オルタネイトでストロークしていきます。
16ビートは1小節を16分割したリズムです。パッ見ると細々としていますが、1拍(4分音符1つ分の長さ)にある16分音符4つをひとまとりにして捉えます。1拍単位で区切ってリズムを取ることになります。
実際の演奏では8分音符や16分音符を組み合わせた様々なリズムがでてきます。音符の長さ、シンコペーションなどからストロークする場所を正確に把握するようにしましょう。リズムを把握するために1拍単位で区切って考えましょう。
ストロークするは右手はオルタネイトで一定のリズムで振り、弾く場所と弾かない場所(空振り、空ピッキング)を弾き分けていきます。
譜例では4分音符を3等分した3連符になっています。ダウンストロークのみとオルタネイトのストロークで練習してみましょう。ゆっくりとしたテンポではダウンのみのストロークで弾けますが、速いテンポになってくるとオルタネイトのストロークが必要になってきます。
※オルタネイトのストロークでは1拍目が<ダウン・アップ・ダウン>、2拍目が<アップ・ダウン・アップ>といったようにストロークの開始がダウンとアップで交互に変わっていきます。きちんと拍の頭を感じられるようにリズムを感じましょう。
シャッフルのリズムは3連符の1つめと2つめの音をタイでつないだリズムになります。言葉で表すと「タータ タータ」といったようになります。
このように譜面に書かれていたら、シャッフルのリズムになります。
譜面の始めにシャッフルを指定する表記が合った場合、上段のように8分音符で書かれていても、シャッフルのリズムであれば下段のようなリズムになります。