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最後まで読み通せるジャズ理論の本

  『最後まで読み通せる音楽理論の本』『最後まで読み通せるアドリブの本』と同じ形式で、先生と生徒の対話形式やQ&Aで学んでいく本です。3冊目はジャズ理論についての本になります。

『最後まで読み通せるジャズ理論の本』宮脇 俊郎(著)リットーミュージック

  • 1章 ジャズってどんな音楽?
  • 2章 ジャズっぽいコードを弾こう
  • 3章 コードの基本はダイアトニック
  • 4章 コードの機能を見てみよう
  • 5章 スケール・チェンジを弾いてみよう
  • 6章 コード進行を分析しよう
  • 7章 ジャズらしいスケールとは?
  • 8 章 ジャズの頻出コード進行を攻略!
  • 9 章 ジャズ・ブルースはこれで弾ける!
  • 10章 スタンダード・ナンバーにチャレンジ!

☑︎ギタリスト向けのジャズ入門書

タイトルにあるように「最後まで読み通せる」をコンセプトにされているので、あまり難しい解説を少なくして要点だけに絞られた解説になっています。詳細な解説がないから良くないというわけではなく、読者のターゲットが絞られた本であるということになります。ジャズってよく分からないけど弾いてみたいといった、ジャズに興味が出てきたギタリストに向けたジャズの入門書です。


☑︎おおまかにジャズを紹介している

  • Ⅱ-Ⅴというコード進行があるよー。
  • マイナーのⅡ-Ⅴというものがあるよー。
  • ジャズらしいスケールにはオルタードスケールというスケールがあって、このような構成音だよー。

といったように紹介されていますので、スケールがどこで(どのようなコードで)使えるのかや、どうしてスケールが出現したのか、スケールがどのような音で構成されているのかなどの詳細な解説がありません。理解を深めるためには他の理論書で補足するのが良いと思われます。


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