発売前から気になっていたので予約注文しました。本当のスケール練習&活用法とは何なのでしょうか?気になります。
感想としては、理論的な解説が多いので初級者の方には難しいと思いました。ジャズやフュージョンのような理論的なアプローチを学びたい方にオススメです。スケール練習の本質がわかる本なので、意欲のある方にはぜひ手に取ってもらいたい本です。
スケール・モード・フレージングが学べる!
- スケール
- コードとスケールの関係を知る
- 度数、スケール各音の優先度、響きを理解するためのスケール練習
- モード
- モードの仕組みを理解する
- モードの活用法
- フレージングのアイデア
大きく分けて、スケール・モード・フレージングの3つが学べる内容になっています。
スケール
スケール練習をする上で意識すべきことが網羅されています。どんな練習をしたらいいのか悩んでいる方にもオススメできる内容です。
モード
「モードとは何?」が知りたい方には、とてもわかりやすい解説なのではないでしょうか。モードをいかに使うかが理解できるかもしれません。
フレージングのアイデア
モードを使ったコード進行の中で、どういったフレージングをするのか。ソロやバッキングを組み立てるためのアイデアがいくつも紹介されています。
フレーズを丸暗記するやり方ではなく、アイデアを使ってフレーズを組み立てることができると役立つでしょう。
読み解くためには音楽理論の知識が必要になる本
初歩的な音楽理論については当たり前のように出てきます。ある程度の音楽理論を知っていないと読む進めるのが辛いかもしれません。他の理論書と合わせて読むのがいいかと思います。
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同著者のカッティング本も面白い
一味違った視点からカッティングを解説されています。細部まで気を配る意識がとても勉強になります。一歩進んだ演奏を目指す場合の良きアイデアになる本です。
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