スケールを弾いてみる

ドレミファソラシドの音階(スケール)のことをCメジャースケールといいます。

ギターにおけるCメジャースケールは様々な場所で弾くことができますので、少しずつ覚えていきましょう。

Ex.1 開放弦を含んだCメジャースケール

画像 譜面Ex.1 開放弦を含んだCメジャースケール

音名をダイアグラムにしたものです。

ダイアグラムとは視覚的にわかりやすくした図のことです。

この図はフレットを押さえる指が分かるようにした図です。

人差し指、中指、薬指、小指それぞれの最初の文字を表しています。 

※人差し指を1、中指を2、薬指を3、小指を4として表すこともあります。


開放弦を含むCメジャースケールです。ローコードのCメジャーコードの形に沿って並んでいます。

Ex.2 弦を押さえて弾くCメジャースケール

画像 譜面Ex.2 弦を押さえて弾くCメジャースケール

Ex.1と全く同じ音を弦を押さえて弾くCメジャースケールです。1フレットに1つの指が担当する運指(押さえる指の使い方)になっています。 

ペンタトニック・スケール

ペンタトニック・スケールとは5音で構成されたスケールのことです。メジャーとマイナーのペンタトニック・スケールを紹介します。

Ex.3 Cメジャーペンタトニックスケール

画像 譜面Ex.3 Cメジャーペンタトニックスケール

メジャー・ペンタトニック・スケールは童謡やカントリーといった音楽に使われています。Cメジャースケールの4度と7度を抜いた5音のスケールであるともいえます。 

Ex.4 Aマイナーペンタトニックスケール

画像 譜面Ex.4 Aマイナーペンタトニックスケール

マイナー・ペンタトニック・スケールはロックやブルースといった音楽でよく使われています。 

マイナーとメジャーのペンタトニックスケールの関係

Cメジャー・ペンタトニック・スケールとAマイナー・ペンタトニック・スケールは同じ音で構成されています。これは、押さえる場所も同じになるということになります。

  

このように、名前は違うが同じ音を使用しているスケールが度々登場します。このようなスケールがあることを覚えておくとスケールを覚える手助けになります。