音部記号とは基準になる音を指定する記号で、五線のどこが何の音なのかを示しています。
高音部を表す記号で高音域を表しています。
第2線が、ト音(=ソ、G)の高さであることを示しています。
低音部を表す記号で低音域を表します。
第4線が、へ音(=ファ、F)の高さであることを示しています。
中音部を表す記号で中音域を表します。
第3線が、ハ音(=ド、C)の高さであることを示しています。
ト音記号で示された譜表のド(加線の下第1線)と、ヘ音記号で示された譜表のド(加線の上第1線)は、同じ音になります。
※譜表とは五線に音部記号が記入されたもののことです。五線にト音記号が記入されたものを高音部譜表、五線にヘ音記号が記入されたものを低音部譜表といいます。